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Posted by izu
 
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羊毛でフェルト作り
週末コースでフェルトメイキング。

羊毛にせっけん水をかけてフェルトにしてゆきます。


綿菓子みたいなふわっふわの毛で
いろんなものが作れるのです。



はじめのうちはふわふわ。
こんな感じ。


IMG_5647.jpg


ちょっともみもみすると
左のようなおっきな手袋に。

IMG_5648.jpg


これをごしごししてゆくと
羊毛が徐々にフェルト化してゆき
布地が強くなりサイズが小さくなるので
根気よく、右のサイズの手袋になるまで摩擦します。



片方ずつ作って、ようやくできあがりー!


IMG_5868.jpg


このままだとちょっと寂しいので
ボタンか何かを飾りつけたいなぁと思案中。



お部屋用のあったかシューズが欲しかったので
ルームシューズも作成。


靴型を入れてごしごしごし。





IMG_5646.jpg




こっちは大物なので
もっと時間がかかります。


二日間ぶっ続けで作業して
2足が限界でしたー。



バンドをつけて
できあがり!

IMG_5794_20100413075418.jpg



革のバンドは後日のレザークラフトの授業で一から作成して取り付け。

バンドなんてすぐできるかと思いきや
皮を切って、染めて、乾かして、
縫い付けて、金具を取り付けて・・
ってやってたら丸一日かかりました。
フェルトで靴作成に一日、バンド取り付けに一日(笑

私、手が遅いなぁぁ。


まぁでも楽しんで作っております。


そしてこっちは二足目に作った
内側オレンジバージョン。


IMG_5793_20100413075418.jpg


次の冬が楽しみだなーあ☆









Posted by izu
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[[デン生活・学校について]フェルトメイキング
至福のひととき
デンマークに来てからというもの
お金の使い道は専ら材料費。

先日ネットで買った毛糸と
原毛(フェルト製作に使うもの)が届きました。


デンマークのネットショップで買った毛糸は
カセ(糸束)やコーン巻きのまま届いたものばかりなので
まずは糸巻きマシーンを使って毛糸玉にする作業から。


IMG_5884.jpg


できあがり。

ううう、かわいい。
真ん中の緑はインドシルク。
ざっくり編むとかわいいだろうなぁ。

右奥に聳え立っているのがモヘア。

右手前のアイボリーの糸はコットンとリネン。

左側のピンクの糸はカシミヤとシルクのミックス。

手前のベージュはベイビーアルパカで
100gあたり2000円越えの高級品。
私にとってはとってもお高いんだけれど
手触りがあまりに良すぎてたまらなかったので
飛び降りちゃいましたよ清水から。

アルパカ、最高!
ペルーとボリビアで
もっと買っておけばよかったよううう。

もう一度
買い付けの旅に出たい。


そしてこちらは日本から届いた原毛と
個性的な毛糸たち。


IMG_5381.jpg


ねねね。かわいいでしょ。
こっちで買った毛糸たちも並べて
一堂に会するとさらにかわいい。


原毛は日本のほうが断然安い。
送料を含めても日本が安かったので
日本のお店でお買い上げ。

毛糸は基本日本の方が安いのですが
こっちのセールの値引率は半端ないので
セール中だとデンマークの方が安かったりすることも。
それに今回はカセやコーンで買ったのでさらに安いお値段でした。

IMG_5388.jpg


真ん中あたりにあるベージュのモヘアなんて70%オフ!

ほくほくです。おほほ。
手作りって、材料費がかなり高いので
ひと作品完成したときには
材料費だけでも既製品の値段の数倍ということもしばしば。

高いお金でマテリアルを買って
何十時間もかけて作って・・という作業なんだけれども
こうやってマテリアルを眺めているだけで至福の時だなんて
あたしって幸せな人種だなぁと思う今日この頃。



でもこうやって買うだけ買って
使い切れなかったこと多々なので
なるべく使いきれるようにがんばらなきゃー!


昨日聞いてびっくりしたんだけれど
6月に展示会があって、そこで作った作品を
ぜーんぶ展示しなきゃならないらしい。


・・まずい。


ほとんど作りかけだし
完成してても展示に堪えるような出来のものなんてない。


しかも作ったもの
けっこう片っ端から使ってるし(笑
日本に送っちゃったものもあるし。


ちょっと焦っております。


がんばらねば。




Posted by izu
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[[デン生活・日々つらつら]
機織りはたおり
3月はまるまる、織物の月。

毎日織物の授業で
しあわせーな日々。



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窓際の織り機を陣取って
毎日ぎっこんばったん。


これは、穴あきストール作成中。

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機織りって、予想以上に手間がかかります。


織るのも時間がかかるんだけれど
何よりも織るまでの準備が大変。






例えばこの子。


IMG_5608.jpg



でっかーっくってふわっふわで正方形のクッションを作ろう、ということで
約80cm幅の布を織っているんですけれども。


そのためには、約1000本の縦糸が必要。

なので、

1.1000本の糸を巻く。

2.1000本の糸を仮筬に入れる。

3.1000本の糸をヒモに通す。

4.1000本の糸を筬に通す。

という作業が必要なわけです(笑



いやー、準備だけでほぼ3日です。
一日7時間は作業してたんだけどなぁ。



でもこの準備作業が、楽しい。

織り機にの上に座って、一本一本糸を数えて
ひとつひとつ作業をしてゆくのが
なんとも言えんのですよ!


ま、私がその作業をしている間
目の前の織り機で作業をしているクラスメイトが
私とのおしゃべりの餌食になるわけですがw


そうして3日かけて、やっとこさ織りの作業に入るのですが
これがまた、時間がかかる。


糸の太さや織りの方法によって随分変わるのだけれど
私が織っていたのはだいたい一時間に10cmペース。


そんなペースで2mとか4mとか、織り上げるわけです。


着物って高いなぁって思っていたけれど
ほっそーい絹糸でこんな作業を行って反物を作って
それをまた仕立てるんだもの、納得です。



時間はかかるし材料費も高くつくんだけれど
ただの糸が自分の手の中で
布になってゆく過程はたまらない。


なんともいえない充足感があるのです。


ぎっこんばったん織っていると
織り機がきしむ、木の音がとてもやさしくて。


暇さえあれば、織り機に座っているような毎日。


あああ、しあわせ。


織り機、日本に持って帰りたい~











































Posted by izu
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[[デン生活・学校について]機織り
びっくりびっくり
気がついたらもう4月。

って毎回”時間が経つのは早いわねぇ”ネタばっかりですね。

”ここはまるで泡の中みたいだわ”
ってクラスメイトのデン人の女の子がよく言ってるのですが
もうほんと、まさにその通り。
竜宮城の浦島太郎気分です。


うっかりしてたらもう一ヶ月以上更新しておらず、
広告が出ちゃったので慌てて更新です。

ここまで更新さぼっちゃうと
何から書いていいのやら。



雪が消えて春になったり

ぎっこんばったん機織りしたり

バスケット編んだり

フェルトでルームシューズ作ったり

近くの町に遠足行ったり

デザイン大学見学したり

イースター休暇にレゴランド行ったり

順調に体重1kg増やしたり


そんなことしてました。

ぼちぼち更新していこうと思いますー。



日本では桜が満開とのこと。
新年度ですねー。





そういえば、この間日本からびっくりメールが2通届き。


大学時代、ゼミが一緒だったのが始まりで
東京行くときにはしょっちゅうお宅に転がり込み
おいしいご飯を食べさせてくれていたFっち。


コスタリカ時代、同じ村落開発
しかも観光系の活動をしてた子で
私が今いるデンマークの学校情報をくれたAちゃん。


この二人からメールがほぼ同時に届き
なんやいな、と思って読んでみたら・・・











このふたり、

この春から、なんと同じ会社で働くそうな。







しかもこの人達、同じ漢字で同じ名前



はー、つながるもんですなー







しかしその会社、見る目あるわぁ。

二人ともデキル女なんで。






帰国して、二人に会うのが楽しみです。

むふふ。






IMG_5537.jpg

春の訪れ。ヴィンターゲガっていう名前のお花。
(って言ってるように聞こえるんだけど綴りは謎・・・)





Posted by izu
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[[デン生活・日々つらつら]
日々の授業と赤いあの人
早いものでもう二月も終わりですねー。
ようやくこちらでの生活の流れも掴めてきた感じ。

この学校での授業は基本的に週代わりです。

内容によっては複数週にまたがったりもするのですが
これまでの授業内容はこんな感じ。

第一週 週末に到着
第二週 刺繍&服飾
第三週 選択授業(織物・刺繍・皮手袋から選択)
第四週 刺繍(Traditional)
第五週 刺繍(Free Style)
第六週 服飾
第七週 機械編み
第八週 服飾

現在なんと第八週。
時間が経つのが本当に早くてちょっと焦っちゃう。

作るのは楽しいけれど
なかなか伸びません。
へたっぴなまんま。

まぁでも周りは刺繍やニット歴うん十年の大先輩ばっかりなので
ゆっくりゆっくり。

下手すぎてちょっと落ち込みそうになったりもするけど
これから一生楽しんでいけるものを
こうして今学べてラッキーだなぁ。

そしていよいよ来週からは
一番楽しみにしていた織物の授業が開始☆
ぶっ続け4週連続で織物の授業です。

ひとつ作品を仕上げるのにも
すごく時間がかかるんだろうなぁ・・

今日は織物クラスのオリエンテーションがあり
いろいろと参考文献や糸を見せてもらいました。

ここでの授業はいつもまず
「インスピレーション」から。

作り方だの手順だのを説明する前に
まずは写真や他の作品を見て
自分の作りたいものを考える。

先生はそれを実現させるお手伝いに徹してくれるのです。

何が作れるか、ではなくて
何を作りたいかを優先させた授業。

日本でデザインや工芸の学校に通ったことはないけれど
それってきっと日本では珍しいことなんだろうなぁ・・

ここに来てみて
課題のためや評価の為に何かを作るっていうことが
ものすごく嫌いなんだということがわかりました(笑

だからお仕事や学校で製作をするって
本当に大変なことなんだなぁって実感しています。

私はここで評価も何も気にせず
ひたすら好きなものだけを作っていて。

贅沢なことです。



でも、そんな環境のおかげで
スーパー初心者のくせに
レベルたっかい製作をしようとして
何度も泣きそうになったりしてますけれども。

そもそも初心者過ぎて
何が難しいのかもわからないんだもの~

ま、こうやって日々学ぶんですな。

好きにいろいろとものを作っていると
自分の適当な性格や
天邪鬼なところや
随分と偏った趣向なんかも浮き彫りになってきて
やっぱりものづくりって面白い。

今週中にデザインと糸の選定をしなきゃいけないので
これから糸見本帳を見に行ってきまーす!

もう夜の12時なんだけど
寮と学校がおんなじ建物なので
思いついた時に材料を見に行ったりできるので素敵。



ちなみにこちら、今日一番のインスピレーション。






IMG_5316.jpg




学校にあった雑誌をいろいろ見てたら
見つけてしまった赤い彗星。



キャ・・・キャスバル兄さん!
まさかこんなところで会うなんて!





ここデンマークではこのネタが通じる人がいないくて
とーっても寂しかったので
思わずブログ掲載です。


わかる人、誰かのっかって。
相手して。









Posted by izu
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[[デン生活・学校について]時間割は?
夜の授業
毎晩夜7時から9時までは
夜の授業の時間です。

強制ではなくて自由参加なんだけれど
担当の先生が何かしら用意してくれて
みんなでいろんな小物を作ります。

今晩はかぎあみ。

棒編みって、編んでる途中にしょっちゅう棒落っことすの。
あれ、2本組でしょー。

なので一本だけでできるかぎあみのほうが
私はすきです。

速いし。

網目もかぎあみのほうがやんちゃな感じで好き。

ちょうどお部屋のせっけん用のソープディッシュを探していたので
ソープディッシュを作ることに。

街でもソープディッシュ探してみたけど
かわいいのがなかなかない上に高い・・・。

気に入らないデザインのものだと
大事に使わないし長持ちもしないから
それなら自分で作ってしまいましょう。


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せっけんのっけるとこんな感じ。

IMG_5841.jpg

これなら日本に持って帰るときも軽いし、上出来☆

私は洗顔はせっけん派なのですが
現在はこないだ行ったシリアのアレッポせっけんと
チェコで買ったボタニクスのせっけんを愛用してます。

これまでずっとビニール袋の上においていたので
ようやくせっけんのざぶとんが出来て
毎日の洗顔もうきうき気分でできるようになりました。

これって本当にちょっとしたことだけど
ちょっとしたことって、実はとっても大事。


物理的にも精神的にも
自分を気持ちの良い環境におくための心がけ。


数年前に面白い話を聞きました。


アフリカのある国に
毎年日本人と西洋人のボランティアがやって来ます。

何代にも渡るプロジェクトなので
2年ごとに入れ替わり立ち代りやってくる日本人と西洋人。

すると、あることに地元の人々は気づきました。

毎回日本人のお部屋は決まって質素で飾り気がないんですって。

でも西洋人の部屋には植物が飾ってあったりお気に入りの写真や絵がかけられていて。


「どうせここは短期間の仮住まいだし、
私は仕事の為にきたのだから、必要最低限のものだけあれば充分だわ」
と日本人。

それに対して
「いい仕事をするためにはいい環境を整えることが大事。
たとえ短期間でも私の好きなもので自分の部屋を気持ちいい場所に整えるわ」
と西洋人。

これが毎回、どのボランティアが来ても
日本人と西洋人で同じパターンだったというから面白いですよね。

清貧という言葉に代表されるように
これもまた、日本の美しい文化の一環ではあるとは思うのだけれど
居心地の良い場所を常に確保するという行為は
私達が西洋から学べる素敵な部分なんじゃないかなぁと思ったものでした。


確かに自分にもそういう節があって
清貧としての意識が無意識に植え付けられていたのでしょう。

コスタリカに住んでいた時も
自分の環境を整えるよりも先に仕事のことばかり考えてしまい
生活環境に関しては二の次でした。

でもそのせいで結果的にはストレスもたまりやすく
必要以上に自分を追い詰めてしまい
結果的にはとても効率が悪かったなぁと思うのです。

先に自分のコンディションを整えないことには
いい仕事もできないなぁって。

とても基本的なことなんですけれども。



自分にとって居心地のいい場所をきちんと確保する。

それはたくさんお金をかけなくても
ちょっとの心遣いや工夫でできること。

私自身はあまり工夫が上手ではないけれど
周囲の人や、もしくはいろんな本や誰かのお話から
素敵な工夫ってたくさん拾えるもの。

そういったものをキャッチするアンテナを
いつも立てておきたいものです。






Posted by izu
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[[デン生活・学校について]時間割は?

thema:留学生活 - genre:海外情報


エクスカーション
私の通う学校ではたまーに
エクスカーションがあります。

この間は短期コースのみなさんに便乗して
学校近くにアトリエを構える作家さんたちを訪問。

まずはバスケット作りのアトリエへ。

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いろんな形のバスケットが沢山!
私の体よりも大きい巨大バスケットもあって
かごとしてだけでなく
オブジェとしての作品作りも行っているそう。

林の隣にある素敵な工房で
いつもまずは林に分け入ってインスピレーションを受けつつ
バスケットの素材を探すところから始めるとのこと。

ちなみに写真の右下にあるのは
木の皮で、この綺麗な発色も全て天然なんですって。

写真では伝わりにくいけれど
とっても綺麗な色で感動!

触ってみるとカチカチだったけれど
水でぬらして柔らかくして編んでいくのだそうな。

かご編みは以前駒ヶ根にてお友達に教わったことがありまして。

彼女の手の中で蔓や枝がするするとバスケットになってゆくのに
とっても感動したものです。

今日は見学のみだったけれど
少し暖かくなったら散歩にいって材料探して
バスケットつくろうっと。

ちなみにアトリエにはかわいい猫もいて。
自分を人間だと思ってるね、あのこは。

IMG_5031_20100207192506.jpg

外にもいっぴき。
編んでもらった特製のおうちにすっぽり。

IMG_5061.jpg


ちなみにこちらはバスケットとは関係ないけれど
一目ぼれしてしまったラズベリーのペンダントトップ。

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間近で見ても本物かと思ってしまうような
リアルなラズベリー。

あの透明感までそっくり!
いつも食べてしまうのが勿体無いと思っていたけれど
これはシリコンなので何年でももちます~

これ、本当にほしい。
どこに売ってるんだろう・・・

最後はにゃんこがお見送りしてくれました。


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さて、次は刺繍作家の方のアトリエへ。



IMG_5076.jpg


白が基調のとってもファンシーなお宅。
作家の方も現在70歳近いおばあちゃんなのだけれど
レースの白のブラウスに銀髪に近い金色の髪を結い上げ
赤いバラのコサージュを頭につけていて
とってもとってもかわいらしい!

写真、一緒に撮ってもらえばよかったなー

アトリエ中が彼女の作品だらけ。
黒字に白の刺繍。
ひと針ひと針心がこめられています。

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こちらはパンの上にかぶせるクロス。
パンのレシピが刺繍されていて、とってもかわいい!

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キャンドルにもこんな素敵なカバーが。

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彼女は55歳まではずっと働き通しで
自分の人生にも満足していなかったそう。
毎日がつまらなくて、落ち込むことも沢山。

でもある日、ふと思い立って刺繍を習いに
私達の通っている刺繍学校を訪ねたんですって。

13歳の頃を最後に全くやっていなかった刺繍を
40年ぶりに再開してみたら、すっかりその魅力の虜に。

刺繍のおかげで私の人生は素晴らしいものになったのよ、
とにっこり語る彼女は70歳近いとは思えない若さと
輝きに満ち、とても幸せそうでした。


こんなに心のこもったものに囲まれたお宅に招待されたら
遊びに来た人もみーんな幸せな気分になれるだろうなぁ。

そんなアトリエでした。


ほんと、ものづくりってすごい。

何かを自分の手で作り出すという作業は
多くのものを与えてくれる。

忍耐力・集中力・精神力・想像力。
そしてものを大事に扱うということ。
いろいろなものに感謝するということ。

完成したときの達成感と満足感。

そしてそれを手に誰かが喜んでくれたときの幸福感。

現代の日本に足りないもの、求めているのもが
ものづくりの過程の中にはたくさんあるんじゃないだろうかと思うのです。

現代社会って
自分の手でものを作る人は十分な報酬が得られず
ものを作らずお金を転がす人には十分な報酬が得られる。

それって、とっても変。

だから、なにかが狂い初めているんじゃないのかしら。

そう常々思うのです。


ものづくりの楽しみを知ってから
とっても人生が楽しくなった。

それは私も同じ。

でも、ものづくりって決して特別なものではなくて。

刺繍だけではなくて音楽作りや絵を描くこと、
野菜を育てることやお料理を作ること。

わたしにとってはそれもみーんなものづくり。

いつか、そんなものづくりの機会を
大事なひとたち、いろんな人達に
味わってもらえるような場所を作りたいのです。


みんな、そのときは遊びにきてね~







Posted by izu
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[[デン生活・学校について]エクスカーション

thema:留学生活 - genre:海外情報


グリーンランドから来たエビちゃん
グリーンランドからやってきたエビアヤ。

私は勝手にエビちゃんと呼んでいたのですが
とってもとっても素敵な女性。

空間デザイナーとして
北欧各国にて活躍中。

たった4週間しか一緒に勉強できなかったけど
彼女に教わったことがたくさん。

そのことを忘れないためにも
この場を借りて彼女について書いておこうかな。

学校では、週代わりで給食当番があって
キッチンのおばちゃんのお手伝いをします。

朝・昼は机を拭いたり、お食事を並べたり
バッシングしたりと簡単な作業なんだけれど
夕食に関してはキッチンのおばちゃんが作ってくれたごはんを
温めなおして並べたりとちょっとしたキッチンスタッフ気分を味わえます。

第一週目に当番だった私は
こっちの生活にまだ慣れずペースもつかめていなかったので
けっこうどったばたしながらなんとか当番を終了。

当番が終わったときには随分とほっとしたものでした。

そしてその翌々週からがエビちゃんの当番に。

エビちゃんが当番になってからというもの
食堂ががらりと様変わり。

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素敵な音楽が流れつつ、たくさんのキャンドルも灯され
カラトリーも素敵なクロスの上に並べられていて。

お花もどこからともなく大集合して
いつものかわいらしい食堂がさらにかわいくロマンチックに。

私が当番だった時には
は自分の役割をこなすことに必死で
それだけしか見えていなかったけれど
エビちゃんは自分の当番を最大限に楽しんでいて。
それでいてみんなの気持ちも豊かにしてくれて。

なんて素敵なんだろう。

面倒だと思ってしまいがちな給食当番も
彼女の手にかかればみんなを喜ばせることのできる
とっても素敵なチャンスになるんだなぁ。

感動して彼女にそのことを伝えると
「空間デザインってね、空間だけじゃないのよ。
人の気持ちも気持ちよくなれるようにデザインできるの。
とっても素敵なお仕事でしょ?」

うっわー
目からウロコ。

なんて素敵な人と出会えたんだろう。
そう思った瞬間でした。

ちなみに彼女は40歳にして2歳と6歳の娘を持つママ。

子どもがいてもこうして4週間寄宿制の学校に通えるなんて
北欧って自由な風土だなぁっと思っていたのだけれど。

よくよく話を聞いてみると
いくら北欧でも彼女のその行為は
普通のことではないとのこと。

「そんな小さい娘を置いていくなんてっていう人もいたわ。
でも、私は自分の心に嘘をつきたくないって思ったの。
それを夫や姑に話したら、みんな応援してくれたわ。
夫は育児休暇を撮って3週間娘の面倒を見てくれているし
姑もスウェーデンからグリーンランドまで来てくれた。
それで彼らも娘や孫との時間が増えて喜んでくれてるの。
だから私はみんなにとってハッピーな選択をしたってことよ!」

そんな彼女の行為を受け入れられない、
理解できないという人もたくさんいるのかもしれない。

でも、彼女が彼女であるからこそ
ポジティブでオープンマインドな彼女を取り囲む人たちだからこそ
エビちゃんの周囲の人は
彼女を喜んで応援してくれているのだろうなぁ。

実際に彼女のSkype越しにお話した彼女の旦那さんや娘さんたちは
彼女の不在を寂しがりつつも
彼女がここでいい時間を過ごしていることを
とても喜んでいることが伝わったし。

そんな彼女の娘は
6歳にして立派にエビちゃんの遺伝子を受け継いでいて。

「私がね、彼女に”I love you, I love your small sister and your father!”っていうと
彼女はいっつも”And you must love yourself as well, Mam!”って言ってくれるのよ。
ママ自身のことも大事にしなきゃだめよ、って。いつも私に思いださせてくれるの。
とってもスィートでしょう?」

私まで幸せにしてくれる素敵なエピソード。

エビちゃんは、私たちにとって
ほんとにすばらしい空間デザイナーでした。

そんな彼女がいなくなってちょっぴり寂しいけれど
寂しがるよりも私達が今の時間を楽しむことを彼女は喜んでくれるはず。

次回彼女にいつ会えるのかわからないけれど
また今度彼女に会うときには
成長していたいなぁ。

そう思わせてくれる女性でした。

ちなみにね、グリーンランドの人ってイヌイットのみなさんと同じ人種なので
わたしたちと同じモンゴロイドなんですよう!

写真みてたらエビちゃんのお父さんが
うちの近所のおじさんそっくりで
えらくびっくりしました。























































Posted by izu
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[[デン生活・日々つらつら]

thema:留学生活 - genre:海外情報


つくったものたち
やっとこさ完成したものたち。

まずはトルソー。

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まぁ言うたらマネキンですな。

着せてる黒いジャストサイズお洋服だけでなく
本体まで手作りしましたよ!

体にぺたぺた紙を貼って固めて
蝉のように背中を割ってかぱっと取り外し。

なのでユアオウンサイズですよ!
帰国時に同じサイズで帰れるよう
自分を戒めるためにも部屋にどかんとディスプレイ。

ドレスメイキングの授業でも便利便利。
しかし最後どうやって日本までもってかえろ・・・
機内持ち込みですかね。


そしてこちらは、本。

紙と糸と布とボンドがあれば、本だって作れちゃう。


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手作りだと、表紙裏の紙やしおりまで自分の好きな色・素材で作れます。
昔の人はこうしてせっせとひとうひとつ
書物や聖書を作ってたんだなぁと思うとなんだか感慨深い作業でした。

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思ったより難しいけど楽しい!


でも出来上がりを見てみたら、
刺繍部分の糸をきちんと始末していなかった部分が
くっきりと透けてました・・・


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面倒くさがりが見事にバレる仕上がり。
横着したらいかんね。



やっとこさ完成した手袋。
所要時間なんと40時間。

見えにくいけど茶色のバックスキンに
サーモンピンクのステッチと袖口に赤の皮。

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下手っぴだけどリアルに血と汗の結晶です。

皮用の針、本当に鋭くて
かなりの量出血しましたから・・・

刺さるというよりスパっと切れちゃうので恐怖です。

先生の見本はもう15年も使っているという代物だったので
ともに手袋作成で地獄を見た友達と
15年後の手袋着用同窓会の約束を交わしました。

私のはそれまでに空中分解しそうな出来なんですけどねえ。



こちらはペットボトルのキャップと余り布で作った
ミニミニ針山。


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意外と大活躍ですでに穴だらけです。
またそのうち第二弾作ろう。


IMG_5823.jpg

そしてデンマーク名物、自転車柄の刺繍で作ったニードルブック。

こんな風に針を収納するためのものです。


IMG_5824.jpg


こちらも便利便利。

数字の刺繍、ひっどいですけど
つっこまないでください。



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先週の授業でやった布プリント。
何でも好きな柄をアナログな方法でプリントできます。
プリント屋さんに頼まなくても自分でできるのね!とびっくり。
お気に入りの折り紙の柄をプリント。
日本のデザインもほんと素敵だわ~

IMG_5830.jpg


こんな風にきらきらプリントもできます。


私は作業が遅いのでなかなか完成しない作品がたくさん。
もっとするすると作れるようになりたいなー


精進でする。


Posted by izu
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[[デン生活・作ったもの]

thema:こんなの作りました♪ - genre:趣味・実用


樹のない国・グリーンランド
どうも、こんにちは。

デンマークに到着してから早くも4度目の週末です。

毎日が速くて速くてあっという間にすぎちゃう。

一分一秒を大事にしなきゃと思いつつ
時間があると昼寝しちゃう自分が悲しい・・。

実は3日前、大好きなクラスメイトが
学校を去ってしまいました。

グリーンランドからやってきた、エビアヤとチナ。

二人とも40歳代の女性なんだけれど
とてもキュートでパワフルな女性で
いつも学校の空気を明るくしてくれた人達。

私達のコースは24週間のものなんだけれど
学校と掛け合って特別に4週間のみのコース参加だったのです。

初日、学校から最寄の鉄道駅で出会い
学校まで一緒に来たデンマークで初めての友達。

私の人生で初めて出会ったグリーンランド人で
これまで全く知らなかったグリーンランドという国について
いろいろと知る機会を与えてくれました。

樹氷に感動して、エビアヤに
「グリーンランドでも樹氷って見られるの?」
と尋ねたところ、
「グリーンランドには樹がないのよ。だから樹氷は見られないの」
との応え。

えっ。。。一体どんなところ?
と検索してみて
拾ってきた写真がこちら。

300px-Greenland_scenery.jpg

さむそー!

ウシュアイアみたい。
でもウシュアイアには樹があったもんなぁ。

みなさん、グリーンランドがどこにあるかご存知ですか?

ちなみに私はなんとなく北のほうというだけで
どこにあるのかはっきり知りませんでした。

北アメリカ大陸の北、カナダの北東に位置する世界最大の島なのだそうな。
つまり地球のてっぺんあたりですなー。
デンマークからは飛行機でも5時間かかる場所。

同じデンマーク語圏なのに意外と遠い!

メルカトル図法で見ると、めっちゃくちゃ大きく見えるのですが
実際にはオーストラリアの29%ほどの面積。
とはいえ、十分大きいですけれども。

そもそもグリーンランドはデンマークの自治領であり
デンマークの支配を脱し自治を開始したのは
1979年のこと。

グリーンランド語が公用語として認められたのは
なんとたった2年前、2008年のことなのです。

ですからそれまでの公用語はデンマーク語だったとのこと。
彼女達があまりに流暢にデンマーク語を話すので
すごいなぁと思っていたら
彼女達が学校で習ったのはデンマーク語だったのね。

チナがグリーンランド人の友達に手紙を書いていたので
「グリーンランド語で書いてるの?」
と尋ねてみたところ
「私はグリーンランド語を書くことはできないのよ。
今でも聞いて理解することはできるけど話すこともままならないの。
私達がこどもの頃、グリーンランド語での授業はなかったからね・・。」
との答え。

現在ではグリーンランド語での授業も行われているらしいけれど
彼女達の世代のグリーンランド人はグリーンランド語学ぶ機会を奪われてしまい
今でもグリーンランド語を話せないとのこと。

グリーンランドの人口はたった5万人。
国中で大学はたったひとつだけ。

だから多くのグリーンランド人が
デンマークに勉強や職探しの為にやって来るんですって。

チナはデンマーク在住暦20年。
アビアヤは現在グリーンランド在住だけれど
デンマークのデザイン学校を卒業し
スウェーデン生まれのエコデザイン家具ブランドnorrgavelの
コペンハーゲン店の立ち上げも担当したそうな。

ちなみにこちらがnorrgavelのサイト。
なかなか興味深いので覗いてみてくださいまし。
塗装まで環境に配慮してるんだって。

http://www.norrgavel.se/?StartPage=true


デンマーク人に自分達の土地へずかずかと入り込まれ
アイデンティティを奪われ、同一化しようとされた歴史。
でも生きてゆくためにはデンマークと関わるしかない現状。

そんな歴史を背負いながらもデンマークについて何も知らない私に
デンマーク文化や言葉、伝統について
いつもいつもたくさん説明してくれたエビアヤ。

デンマーク人よりもデンマークについての話をたくさんしてくれました。

初めの頃はデンマークとグリーンランドの間にそんな歴史があるとも知らず
彼女達はグリーンランド出身とはいえ
デンマークに似た文化とアイデンティティを持ち合わせているのだと誤解してしまっていた私。

でも、それは大きな間違いで。

グリーンランドには全く違った固有の文化があり固有の言語も存在する。
ただ、それを無理やり奪われただけだったんだ。

彼らは今、それをなんとか取り戻そうとしていて。

でもそれをデンマーク人が、そして外国の人間が
「デンマークとグリーンランドは似たようなものだろう」
と認識していることが今もなお、問題を複雑化しているんだって。

私自身もデンマーク語を母国語としてあやつる彼女達を見て
無意識に彼らの文化をごっちゃにしていたのだから
恥ずかしいことこの上ないなぁ・・・。

自分の無知をとても恥ずかしく思うと同時に
その事実を知ることができて
本当に良かったと感じること然りです。

ここに来なかったら、グリーンランドについて知ることも無かったかもしれない。

私の人生は移動がとても多くて(って自分で選んでるんだけど)
そのせいで築けないものたくさんあるのだけれど。

でもこうして移動して多くの人と出会って
いろいろなものを感じて、見て、考えて。
そんな機会を与えてもらえてとっても幸せだなぁと感じる今日この頃。

こんな私の人生を
遠くから支えてくれているみんなに本当に感謝しています。
みんながいないと、こうしてふらふらしたりもできないからね。
このブログを見てくれているみんなにも、感謝感謝です。

デンマークにいる間にグリーンランドにぜひとも行ってみたいけれど
デンマークからグリーンランドへの航空券は
なんと往復10万円・・・高い(泣
船もあるけどなんと片道80時間!

外国にいるグリーンランド人にとって
グリーンランドへの里帰りも
この価格じゃなかなかままならないのが現実。

グリーンランド内でも
各都市間の交通路が整備されておらず
お隣の街に行くためにでも
ボートを使わないといけないのだそうな。

・・・・コルコバードみたい。

そんな不便な場所に暮らす彼女達は
目の前にあるものを楽しむのがとても上手なのです。

ここの暮らしで彼女達から教えてもらったことがいっぱい。

それについては長くなりそうなので
また別の記事で。

ふたりは今頃、元気にしてるかなぁ。
























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[[デン生活・日々つらつら]
零下16度の、きらきらはらはら
本来、デンマークってそんなに寒くないものなんですって。

海流のおかげであったかいので
ドイツやチェコなどの内陸のほうがよっぽど寒いそうな。

ところが今年は稀に見る大寒波で
デンマーク人もびっくりらしい。

昨日はなんとマイナス16度まで気温が落ちました。


いつもは寒くてもだいたいマイナス6度かせいぜい9度くらいまでなのに。

外を見てみると


あれ、なんかいつもと違う。


毎日一面銀世界の雪景色なんだけれど
今日は特別世界が白い。

なんでだろう・・とよくよく見てみると。

IMG_5151.jpg

うわああああああ

木が氷で覆われてる!
間近で見ようと木に近づくと
私の体温のせいなのかそれとも微弱な空気の動きのせいなのか
はらはらきらきらと結晶が宙を舞います。

もう、もう、すっごいきれい!

こんなにキレイなものが見られるなんて!

記録的な寒さの冬に
ここに来ることができてよかったぁ。

あまりの美しさに息を呑むって
こういうことだなぁと実感。

これは、樹氷といって
過冷却した微小な水滴が木の枝などについて
直ちに凍ってできた白色のもろい氷だそうな。

恥ずかしながら、これまで樹氷を見たことがなかったので
どういう呼称なのか知らなかったのです。

拡大するとこんな感じ。

IMG_5177.jpg


きらきら、さらさら。
触ってもばらまいても一向に溶けません。

小さい頃、雪が綺麗で触りたくて
でも触ると溶けてしまうのがすごく悲しかったけれど
ここでは、そんな夢もかなっちゃうのかぁ。


あまりにキレイだったので
授業が終わってから街に出がてらお友達とお散歩。

IMG_5180.jpg

こんな風に全てを樹氷に覆われた木々のことを
スノーモンスターと呼ぶらしい。

一緒に散歩に行った友達は
この木々を見て
「まるで桜の木だね」と。

モンスターよりも桜の木のほうが
私にとってもしっくりきます。

帰り道のおうち。

IMG_5191.jpg

かーわいい。



夕焼けの空。


IMG_5194.jpg


ここに来てから、毎日製作で色を選ぶことが多いのだけれど
私にしては珍しくピンクばっかり選んでいるのは
この空のせいなのかしらとも思う。

しあわせ。





ちなみにここでは毎朝、朝のつどいで
ちょっとしたアクティビティがあるのですが
今朝やったものがとっても気に入ったので
みんなにも聞いて欲しくてご紹介。

全員で輪になって音楽が流れる中、”冬”をテーマに刺繍。
音楽が終わったら隣の人に渡してまた刺繍。
それを繰り返してみんなでたっくさんの作品を作るのです。

これがもう、楽しくて!

考えるよりも先にどんどん針を動かして。

短期コース参加のおばあちゃんたちが素敵な音楽を口ずさみながら
すいすいと縫ってゆく隣で
十代の若者達も楽しそうにちくちくちく。

なんて贅沢な時間なんだろう。


こちらが作品たち

IMG_5137.jpg

みんなで作ったからすごく愛着もわいちゃう

IMG_5139.jpg


お気に入りのゆきだるま。

すっごくいい顔してるー


IMG_5135.jpg


刺繍だけじゃなくて
こんな風にお絵かきしても楽しいなぁと思いました。

明日は、何がうまれるかな。





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[[デン生活・日々つらつら]
寒い冬の過ごし方
さて。

相変わらず
日々、ゆるりゆるりと
好きなものばっかり作って過ごしております。

第一週目は刺繍とドレスメイキングをやっていたのですが
今週はショートコースの生徒さんたちがやってきたので
ロングコースの私達もスペシャルウィーク。

刺繍か織物か皮手袋の3種類から洗濯。

織物に一番興味があるけれど皮も大好き!

でも織物はいずれ通常のコースでも学べるということだったので
今回は皮手袋を作ることに。

これがまた・・むっずかしい!
レザーをちくちく手で縫うのって予想以上に難しいもんなのね。
なかなかまっすぐならんのです。

なのに茶色の皮にサーモンピンクの縫い糸を選んだが為
ステッチ丸見え。

皮はかんなり高いので
なんと材料費だけで5000円・・・・
失敗できないわ。

でもすでに手作り感が必要以上に漂う仕上がりが
伺える製作過程です。

私って不器用なんだなぁと
今さら気づいてしまった。

もう遅いので
がんばるしかありません。

精進ですな。

もう水曜日なのに全然出来上がる気配なし。
なんとか明日には仕上げて、金曜日には
皮に刺繍を入れたいんだけれど。

がんばりまっする。

2週目に入って気づいたけれど
なんと毎週すべての部屋のお花を入れ替えている様子。

IMG_5003.jpg


リビングにはチューリップ。
かたちがころんとしていてすっごくかわいい!
色にも透明感があって素敵。

IMG_5004.jpg

いつでもどこにでもお花があって
本当にかわいらしい。


みんなに毎日きれいねってほめられているからか
お花もとっても生き生きして
全然弱る様子がありません。

寒くて長い冬だからこそ
家の中での心地良い過ごし方を知っている北国のひとたち。

すってきだなぁ。

冬好き、雪好きの私にはたまりませんがな。

IMG_5012.jpg

こちらは食堂。

IMG_5008.jpg

食事はブッフェ形式。
お野菜が多くてうれしい!

IMG_5015.jpg

今日はなんとタイカレー。
伝統的なデンマーク料理からタイ料理まで
レパートリーも豊富です。

デザートだって付いてるし、ほんとにしあわせー。
見ても食べてもおいしいのだ。

そりゃ太りますがな。
でも健、康的なメニューなので
楽しく太るならそれもいいかという気になってしまう。


さて、最近つくったもの。

IMG_5000.jpg

ミシンの授業での試し縫いの布で。

ボタンも布も、フリー素材で作ったので
材料費0円。

素材は学校で買えるんだけれど
デンマークの物価は日本よりもかなり高い。

刺繍糸が一束200円もするー(泣
日本なら100円以下なのに。
だいたい、裁縫関係のものは
日本の2倍かそれ以上する感じ。

学校内で買うと街のお店で買うよりも随分割引されているんだけど
それでもまだまだ私にとってはお高い・・・

ギリギリの予算でこっちに来ている私は
いつも学校内でのセール品を狙って買っております。

IMG_3934.jpg

こちらは今日作ったかばん。
こうやってトルソーに掛けると
ワンピースみたいに見えるなぁ。

学校内でファイルやら裁縫道具やら毛糸玉やら
持ち運ぶものが多いので
でーーーーっかいかばんが欲しかったのです。

これもまた余り布で製作なので0円。

このてろてろ生地、さわり心地がよくて大好き。
ストレッチ生地なのでやたら伸びて
いろいろたくさん入ります。

どちらも授業には関係なく勝手に作った小物たちなんだけど
なかなかお役立ちで重宝しております。

さてさて、明日も手袋製作。
集中力が肝心なのでそろそろねむりまーす。











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[[デン生活・日々つらつら]

thema:留学生活 - genre:海外情報


こんな感じで生活してます
学校に到着してから早いものでもう5日。
あっという間に時間が過ぎました。

何気にものすごく忙しいです、はい。
想像だにしていなかった忙しさ。

おかげでブログも更新できず。
この調子だと旅日記はいつになることやら。

まぁでも、ぼちぼちいきます。

寄宿制の学校なので
みんなで一緒に生活しながらお勉強します。

とはいえ、手芸の学校なので
勉強というよりは日々製作ばっかりですが。

ちなみに一日の流れはこんな感じ。


  7:45 朝ごはん
  8:30 朝のつどい
  9:00 授業 
 10:30 おやつターイム
 12:00 お昼ごはん
 13:00 授業
 14:30 おやつターイム
 16:00 授業ひとまず終了。でもあたしはだいたい居残り作業。
 18:00 夜ごはん 
 19:00 授業
 21:00 夜食ターイム

 
けっこうきつきつ。

しかもしょっぱなから食事当番だったので
食事の前には15~30分ほど前に食堂へ。
すなわちほとんど休憩時間なしでどったばたしてました。

(以下、通じる人が若干限られるネタです)

 懐かしいあの場所を思い出しますよー!
 違いと言えばスィートメモリーが流れないことと
 ベルシャインと朝のマラソンがないことくらいw
 マジ、あの日々そのもの!
 つららも垂れ下がってるし、雪降り過ぎて自転車乗れないしw
 懐かしくて仕方ないっす。

(以上、内輪ネタ終了)


そしてこちらがワタシの部屋。


IMG_4994.jpg

二人部屋だと聞いていたのだけれど
今回のコースは生徒数が少ないからかな?
一人で住まわせてもらってます。

でも二人用の部屋だから机も椅子もふたりぶん。
ベッドもふたつなので
このベッドのお向かいにもうひとつベッドが。

IMG_4993.jpg


でっかい窓。うれしいなぁ☆
天窓だからお星様も良く見えます。
そしてさんかくお屋根のわかる天井。



IMG_4996.jpg

各部屋にはいつもキャンドルとお花。
すてきー。

寒い冬の素敵な過ごし方を知ってる感じですな。
そして寒すぎるからかお花もとっても長持ちします。
もう5日目なのにぴんぴん元気。


IMG_5753.jpg


学校外観はこんな感じ。
他にもいくつか別棟があります。



IMG_5778.jpg

こんな感じで焼きたてパンやケーキなんかが
おやつとして出てくるのです。

一日3回。

ええ。
もうすでに1kg増量也。
おほほ。

まだあまり写真を撮っていないので
学校内部の詳しい写真はまた次回。

ちなみに今日の刺繍の授業では
こんなステッチを習いました。

IMG_5809.jpg

おっそろしく手間がかかる上に地味な作業なんだけど
これがけっこうハマるハマる。

今日は練習としてちょっとしかやらなかったけれど
今作ってる針ケースの製作が終わったら
ぜひともこのステッチで何かつくりたいなぁと企んでおります。

明日は土曜日。
選択制なのですが、もちろん参加。

編み物の授業ですよー
楽しみ楽しみ♪

ではでは、またあしたー☆
Posted by izu
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[[デン生活・学校について]時間割は?

thema:留学生活 - genre:海外情報


デンマークからあけまして
皆様、明けましておめでとうございます。

本当にご無沙汰しておりました。

年末年始、スペイン・ポルトガル・イギリス・デンマークの
ハイペース移動で日々空港とかバスとかで眠っておりましたゆえ
全くネット使えずじまいでした。

そんな中、あっという間に3ヶ月半の旅を終え
昨日から留学生活が始まりました。

デンマークはコペンハーゲンから約5時間半の
とある田舎町に住んでおります。

マイナス10度な上に
夕方4時にはもう真っ暗ですけれども
とってもとってもいいところです。

雪に埋もれて生活していますが
雪のせいなのかなぁ。
空気の色が違うの。ここ。

朝焼けがピンク色で、お昼間は銀色の雪と真っ青な空のコントラスト。
夕方には世界が深い青になります。

大きな窓からそんな景色を眺めつつ
一日中針と糸と布と向き合うのは本当に贅沢な時間。

部屋はあったかいし、シャワーもあったかいし
二人部屋を一人で使わせてもらってるし
ごはんは3食付き、さらには3度のおやつタイムまで。

これまでのひもじい旅とは別世界です。

わりと朝から晩まで授業なので思ったより忙しい感じ。
でも授業っていってもやりたい放題なので
すんごく楽しい。

まぁ、こちらので生活についてはまた別記事で。

旅日記もおいおいアップしていきたいなぁ・・うん。



例のごとく今年も年始のご挨拶を完全に怠った私ですが
でもでも今の私があるのは
遊んでくれたり、笑わせてくれていたり
元気をくれたり、遠くにいても応援してくれていたり
私のことを忘れないでいてくれたり
いろいろと悩んでいてもがんばっている姿を見せてくれたり
本当に本当にみんなのおかげです。

みんなが私の支えです。

これまでも大変お世話になりましたが
今年も、そしてこれからもどうぞよろしくお願い致します。

みんなにとって、2010年が素敵な年でありますように。



shishuu100111
年始とは全然関係ない図柄ですが
今日作った2010年作り初め刺繍。

へっぽこ小鳥ちゃんです。

6ヶ月後には上達できるようにがんばりまする。









Posted by izu
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[[デン生活・日々つらつら]

thema:アート・デザイン - genre:学問・文化・芸術


生存報告
ご無沙汰しておりますです。

エジプトでは思いのほかネットする時間がなく。
最後のほうは鬼気迫りながら移動してました。

ふと気がつけば、中東では
赤砂漠・白砂漠・黒砂漠・黄色砂漠(つまり普通の砂漠)
4つも砂漠に行ってしまいました。


砂漠めぐりの旅の予定じゃなかったんですけど。
星空がね・・・すごすぎました。


4色砂漠で砂時計作ろうと思ったのに
白と黒で砂取り忘れました。


残念。


ま、詳しいことはまたおいおいアップしますが
イスラエルを抜けヨルダンに戻り
エジプトをうろうろしてからドイツに飛びました。


そしてさらにポーランドへ飛び、今日国境を越えて現在スロヴァキアです。

東欧は暗い。寒い。日が短い。
びっくりするくらいいつも曇ってます。

週末ともあいまって街に人が全然いません。

リアルバイオハザードみたいです。

しかしこのどんより感がたまりません。
この寒さ、何年ぶりかしら。うふふ。
(ここんとこ数年間熱帯気候にて生活したゆえ)

こういう気候も大好きです。
風邪ひきながらも楽しんでおります。

また詳しくアップしますが
この暗さをお伝えするために写真をいくつか。

IMG_1146.jpg

現在滞在中の街の街灯。
街灯のくせに暗い。
しかもなぜか赤い。
怖いやないか。

めちゃくちゃシーズンオフのため旅行者は全くいません。

チェックインした宿の宿泊名簿をちょいと覗いてみたら
私は5日ぶりのお客でした。

もちろん今夜も私一人きり。

村の食堂もスーパーも店と言う店は全て閉まっていたので
今夜はイワシ缶詰とパンとポテチ。

食料持ち歩いててよかったー。

ふらふら散歩していても
家に灯りがついていない。
なぜだ。


そして

IMG_1144.jpg

教会に謎の数字。
760。
いったいなんなんだ。

明日、この謎突き止めてみます。

現在、気温4度。
カイロは28度だったのにな・・。

日本の皆様の寒さがリアルに想像できるようになりましたワタクシ。

皆様もどうか風邪などひかれませぬようご自愛くださいませ。



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[[デン到着前・欧州旅]スロヴァキア

thema:海外、国内、一人旅 - genre:旅行


今までで一番ショックを受けた国かもしれない
みなさん、イスラエルってどんな国だっていうイメージがありますか?
パレスチナ問題ってどんなものだって思いますか?

恥ずかしながら私はこの国に来るまで
全然知識がなくて。

テロやらなんやらいろいろあって
なんだかきな臭いところ。

そういうイメージしかありませんでした。

パレスチナ問題?パレスチナ難民?
聞いたことはあるけれど何なのかよくわかってなかった。

私がここ数日間で収集したパレスチナ問題に関する情報を
とっても簡潔にまとめると以下のような感じ。

ちょっと長いけれど読んでもらえるとうれしいなぁ。


①中東にはおよそ2000年前、ユダヤ人の国があった。

②でも国が滅ぼされてユダヤ人は世界中にばらばらに散らばった。

③ユダヤ人がいなくなったこの地域にはアラブ人が住むようになり、やがてパレスチナと呼ばれるようになる。

④国を失ったユダヤ人は各地で差別を受けた。そこで自分たちの国を作ろうと世界中から大勢のユダヤ人が移り住み1948年、先祖が暮らしていた場所に国を作ったのがイスラエル。

⑤そもそもこのあたりは、第二次世界大戦前までは「パレスチナ」と呼ばれる土地でアラブ人が住んでいた。

⑥イギリスはトルコを倒す為アラブ系諸国の協力を得たかった。
 そこで「アラブ系諸国の独立を認めるよ」と言った。

⑦イギリスはさらにお金も必要だったので、世界でも有数のユダヤ系資産家ロスチャイルド家に
 「パレスチナにユダヤ人国家作るのを応援するよ」と言った。

⑧これが有名なイギリスの二枚舌外交(もしくは三枚舌)

⑨アラブ人が住んでいる所に突然ユダヤ人の国家ができると大混乱。
収集がつかなくなったので国連はパレスチナを、ユダヤ人の土地とアラブ人の土地に分けた。そしてエルサレムだけは両方の聖地なので国連が管理すると決めた。

⑩この案に納得しなかったユダヤ人とアラブ人たちは戦争になり、アラブ人の土地になっていた場所はイスラエルが占領。ユダヤ人軍事組織による大量虐殺(イスラエルの歴史学者イラン・パペによれば総計2千人~3千人が犠牲になった)、銃器による脅迫、また、ユダヤ人軍事組織による攻撃を恐れてて、難民となった。住みなれた土地を追い出されたアラブ人たちは、パレスチナから追い出された人たちなので、パレスチナと難民と呼ばれるようになる。

⑪イスラエルがもともとのパレスチナの土地を全部占領してしまったことに対してパレスチナ人たちの抵抗が続いた。世界の国々も、「パレスチナ人たちにも土地を与えるべきだ」と考えた。

⑫その結果イスラエルの当時の首相とPLO(パレスチナ解放機構)のリーダーのアラファト議長が話し合いガザ地区とヨルダン川西岸地区をパレスチナ人たちに渡してパレスチナの自治を認めた。この2つの地区をパレスチナ自治区と呼ぶ。

⑬しかしイスラエルの中には、「ヨルダン川西岸もユダヤ人の土地だ」と主張する勢力があり「すぐに全部返せ」というパレスチナ人と意見が合わない。

⑭話合いがいつまでもつかないことにしびれを切らしたパレスチナ人たちの中には、イスラエルの国民をねらって爆破事件を引き起こす者が出てくる。(日本語では”自爆テロ”と訳されるが本来は"Suicide bombing"つまり単純に”自爆”という意味)

⑮こうなるとイスラエルは「アラファト議長は、パレスチナ人のリーダーなのだから、こんな爆破事件が起きないように取り締まる責任があるのにそれを果たしていない。だったら、自分たちで自分の安全を守る」と言って、イスラエル軍をパレスチナ自治区に攻め込ませた。イスラエル軍は、爆破事件を起こすようなパレスチナ人を逮捕・殺害。

⑭国連は「イスラエル軍はパレスチナ自治区から出ていくべきだ」と決議しているがイスラエルはその決議を無視。

⑮そんな中「イスラエルは絶対認めない」という、パレスチナ人のグループ”ハマス”が台頭。

⑯ハマスというのは、アラビア語で“情熱”という意味。イスラエルに対して、爆弾テロを繰り返している。

⑰ハマスはパレスチナ人のために学校や病院をつくったり、貧しい人を助けたりする活動もするので、
とても人気がある。そのハマスがガザ地区を支配して、自分たちの政治を進めるようになる。

⑱そこで、ハマスを認めないイスラエルはガザ地区に通じる道路を封鎖して、人やモノが通れないようにした。食糧や薬が届かなくなりガザ地区の人たちの生活は苦しくなるばかり。

⑲そして2008年12月、ハマスがロケット弾でイスラエルを攻撃したことをきっかけに、イスラエルがガ
ザ地区の攻撃を始めた。イスラエルとハマスの戦力差は天と地。イスラエルにはアメリカ特注のたくさ
んの銃器がある。(アメリカはいつもイスラエルの味方。イスラエルに住むユダヤ人は380万人、アメリカに住むユダヤ人は400万人。アメリカ上層部をユダヤ人が多く占めている)初めは空襲のみだったがイスラエルは地上戦を開始。

⑲イスラエルは、ハマスを攻撃していると主張するが狭い地域にたくさんの人が暮らすガザ地区、
死亡者は700人を超えそのうち200人以上が子供。

⑳「ハマスもよくないけど、イスラエルはやりすぎだ」という批判が、世界中で高まっている。
そして現在もガザ地区への攻撃と兵糧攻めは続いている。

私の主観は入れないように
事実だけを伝えられるようにしてみたんだけれど
この情報だけ見るとイスラエルが悪者みたいに聞こえますよね?

果たしてそれが本当なのかどうか。
それをこの目で見てみたかったのです。

イスラエルに来たのは
それが一番の目的。

今回はとりあえずパレスチナ問題の概要だけにして
実際に見たイスラエルとパレスチナについては、また次回。

いろいろと考え込んでいてまだまとまっていないけれど
とりあえず今まで訪れた国の中で
一番衝撃を受けた国となったのは確かです。

Posted by izu
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[[デン到着前・中東旅]イスラエル
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