旅だったり、日々のつぶやきだったり。
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Posted by izu
 
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サフランボル 地獄と天国

イスタンブールから夜行バスに乗り、早朝サフランボルに到着、

バスの中で日本人の短期旅行者の女の子と一緒になったので
連れ立ってオトガルから一緒にセルビスに乗って新市街へ。

サフランボルは新市街と旧市街に別れており
長距離バスは新市街側に到着します。


サフランボルは1994年に”サフランボル市街”として
世界文化遺産に登録された街。

サフランの花が多くあったことからこの名前が付いたと言われています。


・・というわけで新市街に突如現れるジャイアントサフランの花(笑

IMG_4456.jpg

いいセンスしてるわ。うん。


新市街から旧市街まではタクシーでも行けるけれど
予算ぎりぎり節約旅行者の私にはタクシーなんてとてもとてもー!

というわけでローカルミニバスを待ちます。
30分ほどで来るということだったのだけれど
外はとっても寒いのでミニバスを待っている間
イスタンブールから乗って来たバス会社のオフィスで待たせてもらうことに。

職員のおじさんは熱々のチャイ(トルコティー)をご馳走してくれ
おじさんはトルコ語しか話せないものの指差し会話帳を使ってきゃっきゃと会話。
気がついたら一時間半近くが経過・・・
30分って言ってたのになぁ。

長期旅行者の私はともかく
短期旅行者の彼女にとって時は金なり。

これ以上待っても来ないなら
貴重な時間を無駄にしないためにもタクシーを使ったほうがいいかも・・・
と思い始めた頃にオフィスのおじさんが外へ飛び出してゆき
一台のミニバスを止めてくれました。

ようやく旧市街へ向けて出発!
片道0.9リラ(約57円)です。

旧市街に向かう街並みはなだらかな丘陵に
レンガ色のかわいらしいお家がたくさん!

かわいいー!

テンションがあがりすぎて車窓に釘付け。
写真撮り忘れました。

そうこうしているうちにサフランボル旧市街に到着し、ミニバスを下車。
とりあえず宿を探して街を歩きます。

地図を見ながら歩きつつ、近くにいた地元のおじさんに宿の場所を聞くと
「こっちにおいでー」
と思っていたのと違う方向に。

あれー勘違いかなぁと思いつつ付いて行くと
どうやらおじさんの店らしき場所に。

げ。
何か売りつけられるのかしら。

と思っているとおじさんはおもむろに店の電話を掴み
電話を掛け始めた。

あ、なるほど。
宿の人を呼んでくれるのね。

疑っちゃった自分が恥ずかしい・・

「まぁまぁ、荷物降ろして座って待ちなよ。
もうすぐ宿の人間が迎えにくるから」

おじさんにそう言われて荷物を降ろす。
おじさんの店の目の前では朝市が開かれていて
色とりどりの野菜がたくさん。

写真を撮ろう、と思ってカメラを探す・・・





ない!





ない!





カメラが、というか
一眼レフからラップトップから周辺機器まで
ぜーんぶ入ったリュックが無い!





リュックごと、ミニバスの中に置いてきてしまったのです。





血の気がひくって、こういうことね。




ほーんと、さーーーっとひいた。




焦って、おじさんに話をすると
「まぁまぁ、落ち着いて。
宿の人間が英語ができるからきっとなんとかできるよ」
との答え。


もういてもたってもいられずそわそわしていると
宿のお兄さんがやってきた。

とっても人のよさそうな、おだやかなお兄さんで
英語もなかなか流暢だ。


お兄さんに事情を話す。
荷物をミニバスの中に置き忘れた。
おそらく長距離バスのオフィス職員のおじさんなら
ミニバス運転手が誰だったかを知っている。
なんとかそこから辿れないだろうか?
そう伝えると
「まぁ、落ち着いて。とりあえず宿に行こう」
とのこと。


軽く早足で宿に向かう。

宿に到着すると

「まぁ、まずはこれでも」
とお兄さんがチャイとお茶菓子を出してくれる。

IMG_4447.jpg

こちらがトルコのチャイ。
ストレートティーにたーっぷりお砂糖を入れて飲みます。
どこに行ってもおもてなしでこのチャイを出してくれるのがトルコ式。
3週間近いトルコ滞在中、一度たりともチャイを買ったことはありませんでした。
老若男女に関わらずいつもみんなおごってくれるのです。
さすが世界有数のホスピタリティーの国!

正直気が気でないのですが、とりあえずお兄さんの言うとおりにチャイを飲む。

するとお兄さんは長距離バスのオフィスに電話を掛けてくれた。

しかし、お兄さん曰く
「運転手が誰だったかは彼にもわからないんだ。だから手の打ちようが無いんだ。
新市街のミニバスターミナルに行って直接運転手を探してみるしかないね」


そっか、そりゃそうだよねえ。
運転手もたくさんいるし、
おじさんもあの時たまたま呼び止めただけで
運転手の顔もしっかりわからないよなあ・・・


私はこれまでの海外生活3年半の中で
運よく一度もスリや強盗にあったことはないのですが
貴重品を失くすのは実はコレが初めてではないのです。

2回目でもない。


・・・実は4回目だ。


1度目はペルー
2度目はコスタリカ
3度目はアルゼンチン


3回とも治安の悪い中南米。
そして3回とも現金の入った財布。



ところがどっこい。
ほんとに信じられないことだが
3回とも財布も現金も無事に帰ってきたのです。


毎回毎回
「世の中にはいい人もいるもんだわ!」
と感動するものの、学習しない私。

さすがに4度目はもうないだろう。
明らかに貴重品だし一眼レフとラップトップだし・・

幸い外付けHDだけは別の場所に入れて置いたので
データは全て無事。

ラップトップとカメラは買いなおせばいいから
なんとかなる。

そうは思うものの、自分のうっかり加減が悲しくなる。
いい加減学習しなきゃ・・・



とりあえず、落ち込むところまで落ち込んだので
気を取り直してお茶菓子を頂くことに。

反省するときには深く深く短く反省して
次回に生かすことが肝心だわ!

よし、甘いもの食べて元気充電!!



IMG_4449.jpg

これは、ロクムと呼ばれるサフランボル名物のお菓子。
コーンスターチと砂糖でできており、おもちのような食感。
ココナッツ入りだったり、ピスタチオ入りだったりいろいろ。

これが上品な甘さでけっこうおいしいのです。
チャイにも合うー!

サフランボルに来る時にはぜひお試しを。


ロクムに舌鼓を打ち、一息ついてから
ミニバスターミナルまで行くことに。


荷物を置いて、着替えを済ませ
いざ宿を出ようとすると・・・・


「ちょっと待って!」
とお兄さんが駆け下りてくる。

電話の最中のようだ。

「君の荷物が見つかったよ!」











えーーーーーーーーーーーーーー!1!!









なんてことーーーーーーー!







まさか見つかるとは!



だってだって、あんなに目立つよ?
どう見ても貴重品だよ?
いすの上に置き忘れたよ?
もう無くなってから数時間経つよ?


でも、見つかっちゃったのです。


なななな、なんて善良な人たちばっかりなんでしょう
サフランボルってば・・・


どうも長距離バスオフィスのおじさんがミニバスのおじさんを見つけ
声を掛けたところ、運転手のおじさんがすでに私の荷物に気づいていて
きちんと保管してくれていたとのこと。
それで長距離バスのおじさんが
電話をかけてきてくれたのです。


感動・・・・
みんな、こんなに奔走してくれて・・・

サフランボルlove!!

I SB Tシャツでも作ってしまいたい!

人が素敵な街って、やっぱり一番記憶に残るもの。


お兄さんにその運転手さんの名前を聞き、
早速新市街まで行くことに。

旧市街の広場でミニバスを待っていると
ものの5分ほどでミニバスが到着。
そのミニバスに乗り込むと・・・・


なんと運転手さん、朝の人じゃないですか!!


すると運転手さん、にやりとしながら運転手席脇の箱を開ける。
するとそこには私のリュックが!


涙目でリュックを受け取り、半狂乱で
「てしゃきゅるでりむー!」
(トルコ語でありがとう。ちなみに話それまずがこれまで覚えた言葉の中で覚えづらいありがとうランキングナンバーワンです。)
と叫ぶ私に運転手さんは

「ほらほらお嬢ちゃん、
ちゃんと全部無事にあるか中身チェックしてみなー」


もう、素敵すぎやしませんか・・・・
すぐパニックになる私にとっては
60歳近いその運転手さんがかっこよくて仕方ありませんでした。はい。

新市街に到着し、ありがとうありがとうと感謝を伝えて下車。
世界遺産の街並みはほとんど歩いていないものの
もう、サフランボル大好きになってしまった私。

こんな騒ぎをやらかしたくせに
「うっかりかましてよかった!おかげでトルコ人がまた好きになったわ!」
と自分のミスすら全肯定。


いや、でも次から気をつけます・・・



とりあえず、腹ごなしをしようと
ロクムの店でトルコ名物(というか中近東ではどこでもある)
バクラヴァを食べることに。
バクラヴァとは薄い生地の間に刻んだクルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ
アーモンドなどをはさみ、焼き上げてから濃いシロップをかけたもの。

IMG_4457.jpg


えっらい甘いんですが私はけっこう好き。
チャイとの相性も抜群です。

店に入って、バクラヴァを二つ、と注文し
値段を尋ねると・・・

「いいよータダで。サフランボルへようこそ!」





・・・・・もう、作るしかないっしょ
I SB Tシャツ!



























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Posted by izu
comment:8   trackback:0
[[デン到着前・中東旅]トルコ

thema:トルコ旅行 - genre:旅行


comment
Re: タイトルなし
>Ryota

おっ!
もう帰国したのかーい?
しっかり楽しんできた?

その荷物のなくなり方、わかる・・・
じわじわ系もよく起きてるんだよね。
今日も気づいたら靴下一組とヒートテックと手袋と
イタリア語テキストが無かった・・。

え、全然じわじわじゃない?w
うん、一気に無くしてるよね。あーあ。

ま、実は気づいたんじゃなくて
プラハの友達から連絡があって判明したんだけど。

もう、救いようがなさそうです。

ま、他にも色々と奇跡がすでに起きてるので
おいおいアップしますから楽しみにしててねー☆

2009/12/08 16:35 | URL | edit posted by di
すっげー、なんという強運。いい人達でよかったねえ。
恐ろしいな、その忘れ物。想像しただけで血の気が引く。

ちなみに僕は、少しずつ荷物が減っていくタイプ。
日本に帰ってきたらTシャツが一枚減ってる、
お土産3袋買ったのに、2袋しかない、海外用電源
プラグの部品が一部足りない、とかね。すこーしずつ
いろんなところに忘れてるんだろうなあ。
まあ探し回るほど困ったことはないけどね。

でもほんと、気をつけてよー。(と言いつつ、この奇跡が
あと何回くらい続くのか見てみたい気も)
2009/12/08 13:13 | URL | edit posted by Ryota
Re: 良かったーなあ!
>しみ
久しぶりー!
コメントありがとう!うれしいよ~

いや、ほんとにかっこよく見えたのよ!
あの落ち着きとちょっと照れた笑顔が・・・
たとえおじいちゃんでも。

かっこいい大人がいるとうれしいですな。

お互い、忘れ物には気をつけましょう。
そんな私は今日もプラハに忘れ物してきました・・ああ直らない。
2009/12/08 04:49 | URL | edit posted by di
Re: タイトルなし
おお!
じゃあぜひぜひおそろいTシャツ着ましょう(笑

ハラハラしてくれた?
冷や汗かきまくった甲斐があります。

こうやっていいネタになったーっておもっちゃうから
また繰り返すんだろうね(笑
気をつけます!
2009/12/08 04:44 | URL | edit posted by di
Re: タイトルなし
ありがとう!
うん、元気にやってるよ~☆

あたしもあゆこの日記読んでます。
日本の色の移り変わりが感じられて
すごくうれしいし落ち着くよ。

風邪ひかないで、元気でね~!
2009/12/08 04:42 | URL | edit posted by di
良かったーなあ!
激しくひさしぶり!!

すごくどきどきしながら読み進めたよ。。
私も通勤バスに物を置き忘れてることよくあるから
その反省具合はよくわかる!いやいや、見ず知らずの
土地やから、私の100倍くらいの不安感だろうなあ。
ほんまにお荷物あってよかったなあ!
60歳くらいのおじさんがかっこよく見えたって件で爆笑。

サフランボル・・・!素敵すぎ!
2009/12/03 12:52 | URL | edit posted by しみ
もー、ハラハラしたよぉ~。
無事に見つかってよかった。。。

けど、私までサフランボルが好きになりました!
Tシャツ作ったら買うのでお知らせを。
2009/12/03 10:25 | URL | edit posted by Tomoko
いずいず、ハッピーそうで何より!
嬉しいよ~
体に気をつけて元気に旅してね♪
2009/12/03 09:35 | URL | edit posted by あゆこ
comment posting














 

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