
そして朝6時頃、パリに到着。
半分眠った状態のまま、
パリの中心から遠く離れた
メトロの駅に降ろされます。
早朝の為か、辺鄙だからなのか、
駅員さんすらいない。
だーれも、いない。
・・・はて
ここはどこだ。
どうやっておかまさん家まで行けばいーのだ。
パリに来たというのに一冊のガイドブックも持っていなかった私。
だってバックパックは辞書や教科書でいっぱいで
ガイドブックを持つ余裕がなかったのです。
途方にくれる私。
だーれもいない駅。
そこへ、一人の人間が!
よーく見てみると、あきらかに日本人!!
らっきー!!
ここぞとばかりにすがりました。
どうやら同じバスに乗っていた人らしく、
パリに滞在中で、
イギリスへ小旅行に行っていたとのこと。
本当に親切な方で、
目的地までの行き方を教えてくれ、
さらにはポンドしか持っていなかった私(バカ)に
ユーロコインを恵んでくださいました。
いやー、よかった。
無事切符も購入し、メトロに乗り込む。
そして目的地、Hotel de ville駅に到着。
地上に出てみるも、人っ子1人いません。
道はひろーいのに、お店もたっくさんあるのに、誰もいない。
人のいない都会は結構素敵ねえ、
とか考えながらおかまさん家を探す私。
ちなみに上の写真は人っ子ひとりいないHotel de villeです。
今思うと、単に日曜日の早朝だったから人がいなかったんですね。
でも当時はわかっちゃいなかった(笑
日本を出る時に友達が作ってくれた
駅周辺の地図をたよりにおかまさん家を探します。
友達の地図による素晴らしいナビにより、
全く迷う事無くおかまさんのお宅に到着。
パレでも有名なゲイ地区であるマレ。
お洒落なお店が多い事でも有名です。
そーんな一等地にあるおかまさんのフラットは
レトロな雰囲気ただよう素敵な建物。
おかまさんと私は、この時が初対面。
ちょっとどきどきしながら建物に入ろうとしたのですが・・
ドアが空かないっ!
パリのアパートメントって、
建物内部玄関口の大きなドア自体にロックがかかっていて
決められたコードを押さないと開かない仕組みになっているのです。
つまり、建物自体に入れない。
くそう、こんなにレトロでかわいらしい建物に
そんなハイテクな機能がついているとは思わなんだ!!
しかもインターホンはついておらず・・
さてどうしたものか。
中に入れず途方にくれていると突如ドアが開き
中からフランス人のおねえさんが!
どうやら今からお出かけで、中から鍵を開けたようです。
またもや、らっきー!!
お姉さんの脇を笑顔ですりぬけなんとか侵入成功。
おかまさんのお部屋に向かいます。
こんなにレトロでかわいらしい建物だけれど
ハイテクなエレベーターがあったりするんじゃないか!
と思ったのですがそんなものはもちろんございません(泣
半泣きで、ぷるぷるしながら階段を上ります。
ようやくおかまさんのお部屋に到着。
いよいよ潜入取材開始です!
ぴんぽーん
「はーい」
がちゃ
「いらっしゃーい」
出迎えてくれたのはとっても綺麗でかわいらしいおねえさん。
「うぇっ・・・?おかまさん?」

無事、友人の友人である
おかまさんの家に到着した私。
しかし出て来たのは
綺麗な女の人。
・・・・・
どう考えても女です。
可愛すぎます。
およおよとうろたえていると、
背後から一人の男性が。
「あら〜ん、いらっしゃーい!!」
!!
「どーぞ、あがって〜☆」
・・ほっ
いやー、さっきのお姉さんは
おかまさんのご友人だったよう。
あんなに可愛いおかまさんだったら
あたし女でいるのが嫌になってしまいます。
・・・・よかったぁ。
そしていそいそとお部屋にお邪魔する私。
突然押しかけた私にさらっとお茶の用意が。
さりげないもてなしが素敵です。
先ほどのおねえさんは
日本で雑貨屋さんを経営する店長さんで
ちょうどパリへ仕入れに来ていたところ。
もちろん、生粋の女子でございます。
その後、初対面にも関わらず3人で意気投合し
それはもう大盛り上がり!
初めて会った気が全くしませんでした。
おそらく5、6時間以上はノンストップで話し続け
その日は荷物を運んでくたくただったので
そのまま寝かせてもらうことに。
このお家、本当に居心地がいいんです。
ホームステイ先はちょっとした事情で
あまりリラックスできなかったのでもの凄くうれしい!
なんだか、ひさしぶりにぐっすり眠れた夜。
今日はパリからドイツ・ケルンへ。
ケルンに留学中の
幼なじみに会いにいくのです。
私のイギリス渡航後
彼女がケルンに居る事が突如判明(笑
というわけでいきなりドイツに行く事に決定!
彼女は東京、私は京都の大学に進学。
その為日本でもなかなか会えず、約3年ぶりの再会です。
パリ〜ケルン間はタリス号という高速電車に乗れば
ベルギー経由でたったの2時間。
ネット上でチケットの予約もできちゃいます。
経路は同じでも時間によって値段が変わってくるので
値段の安かった早朝の便で行く事に。
事前に予約しておいたので40ポンド☆
前日の夜に夜更かししてしまい
朝、寝坊しながらもドタバタしつつなんとか乗車。
席に着き、ほっと一息。
値段もお高めの高速列車とあって、車内も豪華。
ワインレッドの車体にゆったり広いシート。
ただでさえヨーロピアンサイズは大きいのにさらにでかい!
のんびり窓の外の景色を眺めながらケルンへ向かいます。
私、この移動の時間がだいすきなんです!
正直、観光はあまり得意ではなく、
旅においては移動と遺跡でのお昼寝が一番の楽しみ。
インドア派なんだかアウトドア派なんだかわかりません。
うきうき電車の旅を楽しんでいる間にあっと言う間に2時間が経過。
あれ。
まだ、フランスじゃないですか。
・・・・まあいっか。急いでないし。
ということでまたボーっとしていると1時間経過。
あら。
まだベルギーじゃないですかっ。
・・・・まあいっか。こんな綺麗な列車に長く乗れるんだし。
まあ、私はただの観光客なので
別に1時間くらい遅れようが何の問題もないのですが
何が驚きって、同じ車内に居合わせた現地のサラリーマンの皆様。
全く焦っておらず、携帯電話で連絡を入れる人すらいない。
いやー、のんびり。
うー、こんな環境で仕事したいっ!!
ちなみにフランスには週35時間以上働いてはいけない
という法律があります。
なんとそれ以上働くと罰せられてしまうのです。
それに加えて年5週間の有給休暇。
いわゆるバケーションってやつです。
まあ、個人の労働時間が規制されているせいで
土日にはお店は閉まってしまうし、
スーパーも夕方にはぜーんぶ閉まる。
首都・パリでさえそうなんです。
日本の便利な生活からは想像もできないですが
おひさまと一緒に生きている感じがして、私は大好き。
ただ、旅している時にはちょっと辛いですけど・・
自動販売機もないし、かなりひもじい思いを何度も経験しました(笑
食べ物ならまだいいけど飲み物が手に入らないのは辛い(泣
ちょっと話がそれましたが、
そんなこんなで約2時間遅れでケルンに到着。
駅まで幼なじみがお迎えに来てくれました。
感動の再会!
いやー、まさか日本から彼方ドイツの地で再会するなんて!
感激もひとしおです。
ケルンの街をちょろっと周り、さっそく彼女の住む街へ。
ケルンのすぐ外にあるエッフェルンというところ。
学生さんがたくさんいる街です。
彼女はフラットに住んでいて、これがまた広い!
お部屋にお邪魔して、荷物を整理。
・・・していると・・・
ちゃり
ん?鍵だ。
ああ、そうそう、これ、おかまさん家の合鍵だ。
・・・
ちゃり
あれ?もういっこ・・・
・・・
・・・
げっっっ!!
なんとおかまさん家の鍵、
二つとも持って来てしまったのです!
これではおかまさんが外に出られない・・・
焦りながら早速おかまさんに連絡。
すると
なんとおかまさんも気づいていなかった。
ほっ
今日は制作に集中していたので
アトリエから外出しなかったのこと。
でもケルンには4日ほど滞在する予定。
さすがに4日間おかまさんを
アトリエに閉じ込めるわけにはいきません。
というわけで、明日の早朝、
またもやパリへとんぼ帰りすることに(泣
おっちょこちょいにも程がある・・
ちなみに次の日、
ケルンからパリへ行きおかまさんに鍵を返し、
その足でまたケルンへ。
日帰りでフランスードイツ間往復してしまいました・・
えへ。
今日はお買い物へ!都会嫌いの私ですが、
パリは例外。
都会なんだけれど、
時間がゆっくり流れていて
すごく落ち着けるまち。
芸術家が集まる街っていうのも、
よくわかります。
居候させてもらっているお家はマレ地区という場所。
ノートルダム大聖堂にもほど近く、
お洒落なお店が集まる界隈なのです。
そのお陰もあって、すっかりパリ暮らしが気に入ってしまった私。
ぷらーりお家のまわりをお散歩です。
その中で私のハートをつかんだのが手芸パーツの問屋さん!
もう、もう、すっごく可愛いボタンやチャーム等が
山と積まれているのです!
おもわずふらりと立ち入り、片っ端から品定め開始。
すっかり夢中になっていると、店員のおねえさんがやってきて一言。
「ここは問屋だから300ユーロ以上からのみの販売よ」
さ・・・さんびゃく・・
それだけあれば一体何泊できるんだ!
どんだけ旅できるんだ!
と思いつつもパーツたちの誘惑に勝てない私・・
結局お買い上げ〜〜
そう、300ユーロ分です(驚
あえて300ユーロが何円なのかは記しません。
調べてくださいっ!!

7月18日からスペインにて
遺跡発掘のお仕事が始まります。
このプロジェクトは
現地集合・現地解散。
ですからとりあえずは
ミーティングポイントへ
たどり着かなければいけません。
バルセロナ近辺のTortosa駅で
16時に待ち合わせ。
この待ち合わせに遅れるとえらいことになるので
早めに到着しておきたいところ。
でも、ネットで調べても全く情報が出てこない・・
どこにあるんだTortosa!!
まー、スペインまで入ればなんとかなるだろういうことで
とりあえず電車でバルセロナまで行ってみることに。
そこでフランス国鉄(SNCF)の駅まで、チケットを買いに行く事に。
パリにはなんと7つも駅があります。
とりあえずはお家から一番近いGARE DE L'EST(東駅)へ。
やはり首都だけあってパリの駅はどこも込み合っています。
その日も窓口にはながーい列が出来ており、
私はその最後尾に並びました。
待つ。
1時間ほどで、列の中程に。
待つ。
待つ。
ん?
列が全く進みません。
なにやらみんなが叫んでいますが、フランス語が全く理解できず
ぽかーんとするしかない私。
英語のできそうな駅員さんにたずねてみると
どうやら国鉄のパソコン全部が壊れてしまったのこと。
だから全く発券できないというのです。
すでに2時間待ったのに・・
早くチケットを取らないと、バルセロナに行けない!
ということで食い下がったのですが、どうしても無理らしい。
ちなみにSNCFでは自動販売機で
チケットを購入することもできるのですが
なぜか機械が私のクレジットカードを受け付けず、使用不可能。
その後1時間ほど待ちましたが事態は変わらず
結局今日はあきらめてお家に帰ることに。
ケルン行きのタリス号も75%の確率で1時間以上は遅れてたし、
結構フランスの鉄道って時間守らないのねえ・・
今回は遅れたらシャレになんないのでがんばってくれよう(泣
しかし今日はどうにもならないようなので
おかまさんにお願いしてもう一日、居候させてもらえることにしました。
ごめんなさい、ありがとうおかまさーん
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