izuの地球ふらふら滞在記
パトラふらふら
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一晩明け、長距離バスターミナルへ。
今日の午後4時には
ボランティアメンバーとの
待ち合わせ場所であるアストロス
という街に到着しなくちゃ。

事前に得ていた情報では
午前に一本だけパトラから
トリポリ行きのバスがあり、
午後にこれまた一本だけトリポリから
アストロス行きのバスがあるとのこと

ところがチケット売り場に行くと・・・
なぜだか「今日は午前のバスはない」ですと。

「なんでっ!?午前の便に乗れないと困るんだけど!!」
といくら食い下がっても「とにかく今日はないの」との答え

仕方なくボランティア団体本部に連絡するも
とりあえず今日はトリポリまで行き、
次の日に送れて合流することに。

よし!そうと決まったらパトラ観光☆

いつものごとく、地図ももたずにふーらふら
聞いた所によると、この街はギリシャで第4の都市なのだそうな

とはいえ、それほど大きい街ではない
ギリシャって、アテネに人口の半分以上が住んでるんだって!
だからかしら、アテネ以外の都市はほんとにちっちゃい

パトラも歩いて回れてしまうようなサイズでした
海沿いの、坂の多い街
こういう街は好き

100段はあろうかという急な階段を登って
丘のてっぺんでみつけた古いお城の跡

patras fortress
街のすべてを見渡す城壁の上
街の向こうには青い青い海

城壁の上に登り
風に吹かれながら
ビスコッティをかじる

なりひびく教会の鐘の音

城壁の下に連なる民家
はためく洗濯物

お昼寝中のおじいさん

だれもいない城壁の上で猫とビスコッティを分け合う
ここでは猫まで社交的なのかしら?

パトラのお城を十分に満喫したあと、
14時のバスでトリポリへ

ギリシャ、ペロポネソス半島の風景は
想像していたものとずいぶん違った

夏のギリシャの強い日射しは
緑を枯れさせ大地を茶色に染める

今までに見たことのない景色

何もかもを緑に染めてしまうようなあの森とも
どこまでも続く黄緑の丘とも
荒涼としたごつごつした大地とも違う

決して豊かではない土地
でもどこか、なつかしい
そしてどこか危なっかしい

なんでなんだろう
この景色はあたしをはらはらさせた

時々立ち寄る小さな村
バスが到着すると、決まっておばあちゃんがやってくる
村にひとつだけあるバーの主らしい

一日に一度だけやってくるバスが運ぶ
新聞や雑誌を受け取ってまた去ってゆく

なんだか、微笑ましい風景だ

こうしてトリポリに到着

一目見て思った

・・・・・
好きじゃない、この街
今夜ここには泊まりたくないなぁ

そこで周りの人に尋ねてみると
タクシーを使えば25ユーロでアストロスまで行けるらしい

うーん、ちょっと高いけど、この街にはユースホステルもないし
ピークシーズンまっただ中のギリシャで
ホテルに泊まれば25ユーロくらい軽く超える

そこでタクシーを使って今日中に待ち合わせ場所に行く事に

あり得ないスピードでぶっとばしてくれた運ちゃんのおかげで
なんとか集合時間に間に合った

アストロスは小さくて、とっても可愛らしい街
街の真ん中の広場のカフェでお茶
さっそくギリシャ名物のフラッペを注文
これは濃いめのコーヒーを氷と共にシェイクしたもの
すんごく重いんだけど、おいしーい!!
メンバーはイタリア2人、スウェーデン人2人、フランス人1人、
ドイツ人3人、トルコ人1人、ギリシャ人リーダー2人、
そしてあたしの合計11人

なかなか素敵そうな雰囲気です

バスに乗り込み、今回の仕事場である標高1400mの山小屋へ
これが2時間以上かかるぐるぐる山道・・・

どうやらさっきのフラッペがたたったらしく・・・

ゲ○・・・

はいすいません・・・
初対面だっつーのに!!
これであたしの第一印象決定!!

これ以後、あたしは毎回「フラッペ」をネタに
いじられる羽目になったのでした(泣

ギリシャ・お仕事開始
mountain

さっそく今日からお仕事開始

今回のお仕事は「ギリシャの山」
アピールイベントの開催・運営

やっぱりギリシャというと
白い壁と青い屋根、輝く砂浜と海!
というイメージが強く、
観光客もそちらに流れてしまう

海のギリシャだけでなく、山のギリシャも知ってもらいたい!
山の多いペロポネソス半島では
この「マウンテンギリシャ」をもっとアピールしたいのだそう。
その為にこのイベントが企画されたのです。

こんな1400mの高地にもかかわらず、
前回のお祭りには3000人の人がやって来たとのこと

お祭りに向けて、まずはキャンプサイトの整備
雑草と石、そして木の葉を取り除いていきます

これが結構地味ながら大変な作業・・・
なんたってキャンプサイトが広い!!
何気に三日くらいかかりました(汗

この森には松が多く、松の葉っぱがちくちくしてほんとに厄介

しかもね、この松の葉っぱ、
ギリシャ語で”プッシー”って言うんです!
そう、英語のあの単語と全く同じ発音・・・(笑

”Todays work is collecting プッシーagain!!”

みたいな感じでみんなやたら使いたがってました・・
一生忘れる事がないであろうギリシャ語だわん(笑
まいほーむ
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あたしたちの家
標高1400mに位置する山小屋

暖炉もあるし、三階建ての素敵なお家

蛇口ひねっても水はでません
水はすべてここから
200mほど下った所にある
水源から毎日運んできます

シャワーも出ないのでもちろん水風呂
水シャワーには慣れてるけれど、
水源からとったばかりのシャワーはさすがに冷たいっ!!

毎日絶叫しながらのシャワー(笑
日々修行気分でした〜

この付近でも一番高い山の上だけあって
真夏でもとてもすごしやすい気候

日が沈むと肌寒くなるくらい

la luna di grecia
夕暮れ時の空の色
まぶしいほどの月灯り

おちてくる星空

十分にすぎるほどに綺麗な場所
でも強い思い入れは抱かなかった

きっとここには風がないから

アフリカから吹くあの風が





休日には・・・
2b120b32.jpg今日はお休みなので
みんなで下界に降りて行きます(笑

お目当てはもちろん海!!

私たちのいる山から東に位置する
アストロスという街に向かいます

リーダー曰く、
「ここの海はかなりイマイチ・・」
とのことだけどいかにもギリシャ!なこの海の色!

去年の夏は遺跡ばっかり掘っていて
ほとんどビーチに行かなかったので大喜び♪

かなりの風で波が高かったもののはしゃぎまくり!

なぜかビーチじゃなく、海の中で無理矢理ビーチバレーしました(笑

ひとしきり海で泳いだ後は久しぶりの下界をお散歩
この街は有名ではないながらもリゾート地らしく
海沿いに並ぶ家々は全て夏期レンタル用のよう

ちらほらとドイツ語も聞こえてきます


海岸沿いにはかわいらしいカフェやタヴェルナ(食堂のこと)
が立ち並び、おいしい食事と素晴らしい風景が楽しめます。

夜には海沿いのコロッセウムでコンサートもあり
大通りは遊びに繰り出した人々で埋め尽くされます。

いやー、まさにリゾート!
そういやリゾート地って初めて来たなあ

衝撃的でしたっっ

基本的にリゾート地は向いてないんだけれど、
ギリシャの田舎の海沿いの街ならいいかもん♪

ちなみにこの街のコロッセウムは遺跡ではなく
白いコンクリ造りの新しいもの。
こんなの初めてみた!!(笑

そんなこんなで遊んだあと、
お金のない私たちはキャンプサイトに宿泊

夏のヨーロッパではキャンピングカーで
バカンスを楽しむ人々が多いので
いたる所にキャンピングサイトがあるのです

きちんとシャワーもトイレもあるし、
炊事場やカフェ、タヴェルナだってあります

これで一人あたり5ユーロなんだから素敵!!
いつかキャンピングカーでヨーロッパを回ってやるのだー!!

しかもここのキャンピングサイトは本当に雰囲気が素敵
ひとつひとつのブースが生け垣で仕切られていて
森の中でキャンプしているみたい

ところどころにつるされた電球もほどよく暗くて
なんだかやたらとムーディー!

キャンプなのにムーディーって・・・いやん

しかもサイトの入り口はすぐ浜辺に面していて波の音も聞こえる

すっかりこのビーチが気に入った私は浜辺で眠ることに
浜辺に置いてあったサンベットに寝袋を敷きうつらうつら

満点の星空と潮風、そして波の音
月灯りの下で眠るのは大好き

やっぱり海は夜に限るなあ〜

普段、私は眠りに落ちると朝まで全く目覚めない

それなのにこの日は不思議といきなり目が覚めた
起き上がり、周りを見渡してみると・・・

海の向こうが赤い
真っ赤なの

でも夕日や朝日の赤とは違って
まるで血のような赤

すごく怖くなった

・・・・・のですぐ寝た(おい

でもこれ、夢だったのかと思っていたけれど、
この夜、対岸の島で山火事があったらしい

ギリシャ語でのニュースだったので
詳細はわからなかったけれど・・・